2008年08月07日

おもてなしの心

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長女が学校で一番仲良くしてもらっているKちゃんのおうちに、初めて遊びに行った。
バス通学だし、学校の行事もめったにないので、Kちゃんのお母さんと話す機会が今までなかったのだけど、たまたま先月同じサマーキャンプだったので、夏休み中に遊ばせようという話になったのだ。
そうは言っても、子どもはいろいろとキャンプ等の予定が入っていて、スケジュールが合ったのは結局休日だったのだけど。

最初は長女だけ置いて、後でまた迎えに行けばいいのかな?と思ってたら、私と次女にも「どうぞ入って!」と普通に言われたので、そのままズルズルとランチまで御馳走になってしまった。

そのランチも、わざわざご主人が食材を買出しに行ってくれて、ご夫婦でいろいろと準備をしてくれた。
と言ってもまぁただのサンドイッチだったのだけど、きちんともてなしていただいたのが、とてもよく分かった。ただのサンドイッチもおいしかった。
こちらに来て、オープンに受け入れてくれる人に恵まれてるなぁと思うし、そういう人はもてなし方に無理がなく、すごく上手だ。大人として普通のことなのかもしれないけど、私にはちょっと素敵に見える。日本でお呼ばれしたときは、奥さんがキッチンに引っ込んで必死で料理しているとか、逆にしゃべってばかりで全然食事に進まないとか、夫婦でなじり合うとか、そういうことが多かったし、自分もうまくお客をもてなせないし。

そんなわけで、Kちゃんのお母さんとも、たどたどしくもいろいろと話をさせてもらえた。
ダウンタウンで小学校の先生をしている彼女の生徒さんは、カナダ人以外の子どもが多いそうだ。驚いたのは、韓国の子どもたちの寮があって、英語学習のために本国から子どもだけがカナダに送り込まれてくるそうだ。10歳にも満たない子どもたちが、両親と離れて数年間も異国で過ごすなんて。。。
一緒に本国で暮らしていても、父親は仕事でほとんど家にいないので、遠いカナダにいても大差ないと言う子もいるそうだ。これは日本のサラリーマン事情を見てもまぁ理解できる。

中には、単身赴任中のお父さんに会いに行けると母親に騙され?て飛行機に乗せられ、そのままカナダの寮に入れられ、ショックのあまり問題行動をとってしまう子もいるようだ。
「母親との信頼関係をどうやって取り戻せるか、難しい問題ね」
と通訳を付けてその子と面談したというKちゃんのお母さんは、溜め息混じりに話していた。
「先生の子どもは、どのくらいの頻度でお父さんに会えるの?」
と聞かれて、「毎日家族一緒に夕食を食べるのよ、水泳教室の送り迎えもお父さんがやるのよ」と言うと、すごく驚かれたそうだ。そりゃそうだ。

言葉も通じない異文化に子どもたちをいきなり放り込んだ私たちだって、Kちゃんのお母さんから見れば、乱暴極まりない親に見えるはずだ。でも、多分韓国と大差ない日本のライフスタイルが、自分たちには合わなかった、という話には理解してもらえたようだった。
なのに、カナダに来ても日式サラリーマンの常として、うっかり父親不在の5週間を過ごすハメになってしまったぜ。。。ち。

Kちゃんの家で6時間以上も遊びまくった子どもたちは、まだ離れがたく、そのままうちに場所を移して、夕食とお風呂を一緒にして大はしゃぎだった。最初は頑なだった次女も、Kちゃんの妹と一緒に遊べるようになれたし。
私も無理してうっかりオープンに受け入れてしまったおかげで、いっぱい汗をかいたので、迎えに来たKちゃんのお母さんに、ビールをご一緒してもらいました。付き合ってくれてありがとう!
posted by conafan at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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